「眼中の釘」の意味
【ことわざ】
眼中の釘
「眼中の刺」ともいう。
【読み方】
がんちゅうのくぎ
【意味】
邪魔になる者、障害となる物のこと。身近なわざわいを起こすものや悪人のたとえ。
ああ、それってつまり、めっちゃ気になるやつや、いつも邪魔してくるやつ、ほんまに困るやつを指すんやな。
目の中に釘が入ってるくらい、痛くてしかたないっていう感じやね。そんな人や物が周りにいたら、ほんまに目障りやわ。
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「眼中の釘」の解説
カンタン!解説
「眼中の釘」っていう言葉、これは「自分にとって本当に迷惑な存在」という意味だよ。
考えてみてね。目の中に釘が刺さってたら、すごく痛くて、ずっとそのことばかり考えてしまうよね。他のことに集中するのも難しくなっちゃう。この言葉は、そんな感じで、自分にとってずっと気になる、迷惑な存在を指すときに使われるんだ。
元々は、中国の昔の話から来ているんだよ。ある時代に、趙在礼という人が悪い政治をして、たくさんの人々を困らせていたんだ。でも、彼がその役職を去ったとき、人々は「眼中の釘が抜けたようだ」と言って、すごくホッとして喜んだんだ。
だから、今でも「眼中の釘」という言葉は、自分にとって邪魔で、何とかしてなくしたいと思っているような存在や事柄を指して使われることが多いんだよ。
「眼中の釘」の使い方
彼は眼中の釘だな。何とか排除したい。
こっちが眼中の釘って思っている時、相手も思っていることが多いわよ。
好きとか嫌いという気持ちって伝わるよね。
不思議と伝わってしまうものよね。
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「眼中の釘」の例文
- 健太くんは眼中の釘で目障りな存在だ。
- 眼中の釘である彼をやめさせないと、この組織は崩壊する。
- ヤンキーは喧嘩っ早いというイメージから異質とみられ、眼中の釘とされやすい。
- 僕が出世するには、あいつは眼中の釘だ。何とかして陥れたい。
- 眼中の釘を雇い続けるような余裕はない。社に災いをもたらすような人間には即刻辞めていただく。
眼の中に釘があるように、非常に気に障る存在として捉えられるんだ。