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【狐其の尾を濡らす】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

狐其の尾を濡らす

「狐其の尾を濡らす」の意味(出典・語源由来)

意味
【ことわざ】
狐其の尾を濡らす

【読み方】
きつねそのおをぬらす

【意味】
初めは簡単でも終わりは困難であること。

懸命に物事を行うも、最後に軽率なことをして失敗することのたとえ。
ことわざ博士
「狐其の尾を濡らす」ということわざは、物事を始める際、初めのうちは順調でも、最後にちょっとしたミスや軽率な行動で大失敗してしまうことを示しているんだ。
助手ねこ
ああ、それは、例えばレースでゴール直前でつまずいてしまったり、試験の最後の問題で大きなミスをしてしまう感じやな。

最初はうまくいってたのに、最後の最後でちょっとしたことで全部台無しになっちゃうってことや。始めるのは簡単やけど、最後まで完璧にやるのは難しいってことを教えてくれる言葉やね。

【出典】
易経えききょう』「戦国策せんごくさく

【語源・由来】
弱い子狐が川を渡るとき、最初は尾を濡らさないように尾を上げ気を付けるが、最後には力尽きて濡らしてしまうことから。

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「狐其の尾を濡らす」の解説

カンタン!解説
解説

「狐其の尾を濡らす」っていうことわざは、最後の最後でちょっとしたミスをしてしまい、全部が台無しになっちゃうっていう意味なんだよ。

考えてみてね。狐って小さくて、川を渡るのは大変なんだ。その狐が、川を渡るときに、尾を濡らさないように気をつけてるんだけど、最後の最後で力がなくなって、大きな尾を水につけちゃうんだよ。これは、始めはうまくやっていても、最後にちょっとしたミスで失敗しちゃうっていうことを教えてくれてるんだ。

だから、何かをやるときは、最初から最後までしっかりと気を引き締めて、ちょっとしたことにも注意を払うことが大切だね。最後まで気を抜かないようにすると、成功のチャンスが上がるんだよ。

「狐其の尾を濡らす」の使い方

健太
これは思ったより簡単だね。
ともこ
狐其の尾を濡らすというわよ。最後まで油断しないで。
健太
このまま順調に終わるんじゃない?
ともこ
そううまくいかないのが世の中というものよ。
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「狐其の尾を濡らす」の例文

例文
  1. あと一歩だったのに、うかつな健太くんのせいで狐其の尾を濡らし失敗となった。
  2. 狐其の尾を濡らすことのないよう、最後まで気を抜かない。
  3. 成功を見届けるまで気を緩めない。狐其の尾を濡らすというから最後まで何があるか分からない。
  4. 最後の最後で集中力が切れてしまったことで、狐其の尾を濡らし成し遂げることができなかった。
  5. ゴールが見えて安心してしまい、狐其の尾を濡らす

 





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