「狐死して丘に首す」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
狐死して丘に首す
【読み方】
きつねししてきゅうにしゅす
【意味】
故郷を思うこと。物事の根本を忘れないこと。
ちょうど、遠くに住んでる人が、実家のことや友達のことをよく思い出す感じやろ。故郷のことは、心の中でずっと特別な場所を持ってるんやな。
【語源・由来】
狐が死ぬときは必ず住んでいた丘の方向に首を向けて死ぬ意から。
【出典】
「礼記」
「狐死して丘に首す」の解説
「狐死して丘に首す」っていうことわざはね、自分のルーツや大切な場所を忘れない、そしてふるさとや故郷を思い出すっていう意味があるんだよ。
狐の話をすると、狐は普段、丘の穴で生活してるんだけど、死ぬときには、その丘の方向に顔を向けるんだって。これは、狐が生きている間にいた場所、つまり自分の家や故郷を思っているからだよ。
だから、このことわざは、どんなに遠くに行っても、自分の生まれた場所や大切な場所をいつも心に持っている、そしてそれを大切に思うっていう意味なんだ。みんなも、遠くの土地や新しい場所に行ったときでも、ふるさとや大切な場所を思い出して、その気持ちを大切にするといいね。
「狐死して丘に首す」の使い方
「狐死して丘に首す」の例文
- 日本に居る時は狭く息苦しいと感じたが、海外に来ると狐死して丘に首す。
- ダムの底に沈んだもう戻れない故郷だが、時々思い出しては狐死して丘に首す。
- 潮の香りがすると、海が近かった故郷を思い出し狐死して丘に首し涙す。
- 狐死して丘に首し悲しそうな彼を元気づけるためパーティーをする。
- 狐死して丘に首すと故郷の物産館に行き、郷土の味を食べ慰められる。