【ことわざ】
気が置けない
【読み方】
きがおけない
【意味】
緊張したり遠慮するなどの、気遣いの必要がなく、親しく付き合えること。
【語源・由来】
「気の置けない」ともいう。
【対義語】
・気の置ける
【英語訳】
It is frank from the bottom of its mind.
人にも、人以外の物事にも使う。
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「気が置けない」の使い方

ともこちゃんといると、いつものんびりくつろいでしまうよ。

私も、健太くんと一緒にいるのはとても気が楽よ。

気が置けない間柄ということかな。

そうだと思うわ。
「気が置けない」の例文
- 彼女とはまだ知り合ってそれほど経っていないけれど、すっかり気が置けない間柄になっている。
- 彼は学生時代からの友人ということもあって、気が置けない仲間だ。
- 隣のお宅の奥さんとは、知り合った時から気が置けない関係になって、今では家族ぐるみで親しくしている。
- 今度の旅行で泊まる宿は、気が置けない宿だから、まるで我が家の様にくつろげると思うよ。
- 彼女が私の家に泊まりに来ると、気が置けない話をしているうちに、朝になってしまう。
「気が置ける」と間違えて、気が許せない、油断ならないという意味で使うのは誤りなので注意が必要。
「彼女は気が置けないから、注意して付き合ったほうがいい。」
「彼は気が置けないから、あまりいろいろなことを話してはいけないよ。」などと使うのは誤り。
「彼女は気が置けないから、注意して付き合ったほうがいい。」
「彼は気が置けないから、あまりいろいろなことを話してはいけないよ。」などと使うのは誤り。
まとめ
人と付き合うときには、気を遣ったり、遠慮をしたりすることが、あるのではないでしょうか。
しかし、なにかの縁やきっかけで分かり合うことで、気が置けない仲になることがあるかもしれません。
遠慮せずに付き合うことのできる人がいるということは、素晴らしいことで、とても楽しいのではないでしょうか。
ぜひ、気が置けない間柄になれる人に、出会いたいものですね。