「木登りは木で果てる」の意味(語源由来・類義語)

木登りは木で果てる
【読み方】
きのぼりはきではてる
【意味】
得意でも油断すると身を滅ぼすような禍を招くということ。


得意なことや技能で自信がつくけど、それが逆にトラブルの元になることもあるってわけやね。得意技で自滅しないように気をつけんとな。
【語源・由来】
木登りが上手なものは油断して木から落ちて死ぬ意から。
【類義語】
・川立ちは川で果てる
・泳ぎ上手は川で死ぬ
・山師山で果てる
・善く游ぐ者は溺れ、善く騎る者は堕つ
「木登りは木で果てる」の解説
「木登りは木で果てる」ということわざは、得意なことや専門の技術を持っている人が、その得意なことでトラブルに巻き込まれたり、痛い目に遭うことがあるっていう意味だよ。
例えば、高い木に上手に登れる人がいたとしよう。でも、その上手さがあまりにも自信になって、無駄に高いところに登ったり、危険な木に挑戦したりすると、結果的には落ちてしまったりすることがあるんだ。
この言葉は、自分の得意なことや特技があっても、過信せずに注意深く行動することの大切さを教えてくれるんだよ。得意なことであっても、油断は禁物だね。
「木登りは木で果てる」の使い方




「木登りは木で果てる」の例文
- 才能におぼれた彼は、木登りは木で果てるとなった。
- 凡人は油断しないが、非凡な人はなまじっか才能が有るばかりに油断し、木登りは木で果てることになる。
- 天才は過信して木登りは木で果てることが多い。
- 誰にも負けないと自負している人に限って、慢心から木登りは木で果てるとなる。
- 木登りは木で果てるというから、才能に恵まれていてもトレーニングをさぼったり注意を怠ってはいけない。
























特技がある人は、その特技のために危険な状況になることもある、という警戒の意味があるんだよ。