「木の股から生まれる」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
木の股から生まれる
【読み方】
きのまたからうまれる
【意味】
人の心の機微が分からないもの、とくに男女間の情愛が分からないものについていう。
恋のドキドキやモヤモヤを経験してないみたいな感じで使うんやな。木の中から出てきたような、世間知らずの人を言うんやね。
【類義語】
・木仏金仏石仏
・石部金吉鉄兜
【対義語】
・人木石に非ず
「木の股から生まれる」の解説
「木の股から生まれる」という言葉は、人の感情や特に恋愛の感情に疎く、そのようなことに鈍感な人を指すたとえだよ。
この言葉は、人の感情や恋愛の微妙なニュアンスや深い感情をわかっていない、または感じることができないという意味で使われることがあるんだ。まるで、普通の家庭の中で生まれ育ったわけではなく、木の股の中で育ったかのように、人の感情や心の動きに疎い、という意味で使われることが多いよ。
例えば、友達同士で恋の悩みを話している時に、一人の友達が全くその気持ちがわからないようなことを言ったり、恋愛に対して鈍感な態度をとると、「あなたは木の股から生まれたの?」なんて、ちょっと冗談交じりに言われることもあるかもね。
「木の股から生まれる」の使い方
「木の股から生まれる」の例文
- 木の股から生まれた彼には、ヒロインの心の機微は理解できまい。
- 健太くんに恋愛相談なんてしちゃだめだ。木の股から生まれてきたようなやつなんだぞ。
- 木の股から生まれたみたいな彼に彼女ができるなんて、そんな奇跡みたいなことがあるのか。
- 木の股から生まれた彼は頭が固く、柔軟な考え方ができない。
- 健太くんは木の股から生まれたのか。男女の交際は不純だなんて真面目か!