【ことわざ】
客と白鷺は立ったが見事
「客と剃刀は立つが良い」ともいう。
【読み方】
きゃくとしらさぎはたったがみごと
【意味】
他人の家を訪問した時は程よいころに帰るべきだということ。
【語源・由来】
客が席を立つのと立った姿が見事な白鷺を掛けたことば。
【スポンサーリンク】
「客と白鷺は立ったが見事」の使い方
友だちの家に長居しちゃってすっかり暗くなってしまった。
客と白鷺は立ったが見事よ。もっと早くにお暇しないとだめよ。
「ぶぶづけ、どうどす?」って言われたから遠慮なく頂いてきたんだよ。
遠回しに帰れって言われているわよ。
「客と白鷺は立ったが見事」の例文
- 引き止められても帰るべきだ。客と白鷺は立ったが見事という。
- お土産だけ渡してすぐに帰って来なさい。客と白鷺は立ったが見事というでしょう。
- 客と白鷺は立ったが見事というが、隣のおばあさんに関しては、さみしくて話し相手を欲しがっていることを知っているから長居する。
- 客と白鷺は立ったが見事というから、お茶菓子を辞退して帰ってきた。
- 「せっかくだからゆっくりしていって」と言われたが、本音と建前の区別がつかなかったので、客と白鷺は立ったが見事というから帰れば間違いないと判断した。