「櫛の歯を挽く」の意味(語源由来)
【ことわざ】
櫛の歯を挽く
【読み方】
くしのはをひく
【意味】
物事や人々の往来が絶え間なく続くこと。
「櫛の歯を挽く」という言葉は、櫛の歯のように物事が絶え間なく、連続して続く様子を表現するものだよ。
確かに、櫛の歯はひとつひとつがきちんと並んでるから、連続性や継続をイメージするのにぴったりやね!
物事が途切れずに続くことを強調する時に使う言葉なんだね。
【語源・由来】
櫛の歯を作るとき、次々に挽くように削ることから。
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「櫛の歯を挽く」の解説
カンタン!解説
「櫛の歯を挽く」っていう言葉は、物事が途切れることなく、ずっと続くことを表しているんだよ。
昔の櫛の作り方を考えてみてね。櫛の歯っていうのは、一つ一つのこぎりでひいて作られたものなんだ。この作業はずっと続けられるんだよね。だから、この言葉を使うと、何かが絶えず、止まることなく続く様子を示しているんだ。
例えば、雨がずっと降り続けることや、人々がずっと行列を作っている様子などに使うことができるよ。物事が続いている様子を言い表すときに、この言葉を使うと分かりやすいよ!
「櫛の歯を挽く」の使い方
ここは櫛の歯を挽くようね。
人口密度が高いね。
歩けど歩けど人の頭しか見えないわ。
都会ってすごいね。毎日お祭りみたいだ。
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「櫛の歯を挽く」の例文
- 出世してから櫛の歯を挽くみたいに客がくる。
- 普段は閑散としているが、桜が咲くと櫛の歯を挽くようになる。
- 櫛の歯を挽くごとく強盗事件が起きている。同じグループの犯行なのだろうか。
- マンションの建設が櫛の歯を挽くようだが、そろそろ供給過多ではないだろうか。
- 櫛の歯を挽くように政治家の汚職事件が暴かれニュースになっている。
「櫛の歯を挽く」の文学作品などの用例
そこへ、さらに続いて櫛の歯をひくように総理大臣の出動を催促する使者が次々にくる。(佐藤垢石の春宵因縁談より)