「九尺二間に戸が一枚」の意味
【ことわざ】
九尺二間に戸が一枚
【読み方】
くしゃくにけんにとがいちまい
【意味】
狭く粗末な家のこと。
「九尺」は、約2.7m。「二間」は、約3.6m。
あー、それってつまり、すごい狭くてシンプルな家のことを言うんやな。今の家とかマンションと違って、昔の小さくて質素な家のことを表してるんやろ?
だから、物事がシンプルすぎる、あるいは質素すぎるってときにこのことわざを使うんやな。
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「九尺二間に戸が一枚」の解説
カンタン!解説
「九尺二間に戸が一枚」という表現はね、すごく小さくて質素な家のことを指しているんだよ。
この言葉の中の「九尺」とは、おおよそ2.7メートルくらいの幅を意味していて、「二間」というのは、約3.6メートルくらいの奥行きのことを言っているんだ。そして、「戸が一枚」というのは、入り口のドアが1つだけという意味。つまり、とっても小さな家を想像してもらえばいいんだよ。
この表現を使うと、非常に狭くてシンプルな家を示すことができるよ。だから、豪華じゃなく、ちょっと貧しい感じの家を言い表すときに、この言葉を使うとわかりやすいんだね!
「九尺二間に戸が一枚」の使い方
狭い家だけどどうぞ。
九尺二間に戸が一枚ね。息苦しくないの?
慣れれば平気だよ。
私はリビングが20帖はないと無理ー。
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「九尺二間に戸が一枚」の例文
- 不動産価格が高騰し、九尺二間に戸が一枚の家を買うのが精いっぱいだった。
- 国会議員の麹町宿舎が家賃を下げるそうだが、庶民のように九尺二間に戸が一枚の家に住んでどれだけ恵まれているか知ればいい。
- 九尺二間に戸が一枚だが、災害には強い家だ。
- 所詮この世の住まいは仮の住まいだから、九尺二間に戸が一枚で十分だ。
- 九尺二間に戸が一枚の家は防犯上よくない点が多い。
間口が九尺、奥行きが二間で、入り口の戸が一枚だけのような家を指しているんだよ。