「食わぬ犬をけしかける」の意味(語源由来)
【ことわざ】
食わぬ犬をけしかける
【読み方】
くわぬいぬをけしかける
【意味】
気のすすまないものをそそのかすこと。
「食う」は、かみつく意。
「食わぬ犬をけしかける」ということわざは、本来やりたくないことや興味がないことに対して、人を駆り立てる、つまり強制的に動かすことを表現しているんだよ。
ええと、それは、元々興味のない犬を無理やり何かに取り組ませるような感じやな。
つまり、本当はやりたくないことでも、「ええ、やってみ?」って押し付けることやね。それはちょっとかわいそうやな。
【語源・由来】
噛む気のない犬をけしかけて噛みつかせる意から。
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「食わぬ犬をけしかける」の解説
カンタン!解説
「食わぬ犬をけしかける」っていう言葉はね、本当は攻撃的じゃない犬を無理に怒らせて、人に向かわせるってことを言うんだよ。
例えばね、いつも静かでやさしい友達を、ちょっとからかったりして、無理に怒らせるようなことをすることを想像してみて。それがこのことわざの意味だよ。
つまり、普段はそういうことをしたくない人や動物を、無理やりそうさせることの例えとして使われているんだ。これは、人を悪いことに巻き込んだり、普段の性格とは違うことをさせることの警告として使われることもあるよね。
「食わぬ犬をけしかける」の使い方
健太くん。占いで今月は恋愛運が最高だって。
食わぬ犬をけしかけるようなことをいわないで。
どうせ告白するなら恋愛運が最高の時が良いじゃない。
告白する気はないからそれ以上そそのかさないで。
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「食わぬ犬をけしかける」の例文
- 食わぬ犬をけしかけて、高額なリフォーム契約をさせる詐欺が増えている。
- 買う気はなかったが、食わぬ犬をけしかけられて買ってしまった。
- 君が実行犯じゃなくても、食わぬ犬をけしかけた君にも責任がある。
- 食わぬ犬をけしかけ万引きさせ、悪の道に引きずり込む。
- 言葉巧みに食わぬ犬をけしかけ、高い宝石を手放すよう仕向けて安く買い取る。