「君子に二言なし」の意味(類義語)
【ことわざ】
君子に二言なし
【読み方】
くんしににごんなし
「二言」は「にげん」ともよむ。
【意味】人の上に立つ者は軽々しく口に出さないが、一度口にしたことは守るということ。
ええな〜。つまり、君子は「言ったら言ったで」とか「後で考えてみるわ」とか、あやふやなこと言わへんのやな。
一度言ったことにはちゃんと責任を持つんや。信頼できる人やな、そういうの。言葉の重さを知ってるって感じやね。
【類義語】
・武士に二言なし
【スポンサーリンク】
「君子に二言なし」の解説
カンタン!解説
「君子に二言なし」っていう言葉は、すごく立派な人は、軽々しく色々なことを言わないけど、一度言ったことはちゃんと守るっていう意味なんだよ。
例えばね、約束したことや、友達に言ったことを絶対に破ったりしない。前に言ったことを後で「あ、実は違うんだ」って言い直したりしないんだよ。
この言葉は、人が言ったことにはちゃんと責任を持たなきゃいけない、と教えてくれる大切な考え方なんだ。だから、自分も言ったことは守るように心がけたいよね。
「君子に二言なし」の使い方
ともこちゃん。絶対にお土産を買ってきてね。
約束はできないわよ。
どうして?僕にお土産を買いたくないの?
君子に二言なしというから、買いたいけれども不測の事態で買えなかったとき困るでしょう?だから約束はしない。
【スポンサーリンク】
「君子に二言なし」の例文
- 日本の政治家は約束を破りがちだ。君子に二言なしと言うから国民との約束は守るべきだ。
- どんな理由があろうとも前言撤回しない。君子に二言なしだ。
- 一度口にしたことは守る。君子に二言なしで厳守する。
- 君子に二言なしだから、守る意思のある事柄だけ口にするようにする。
- 約束を反故にするような愚かなことはしない。君子に二言なしというから必ず守るよ。
言葉に責任を持ち、一度言ったことはしっかりと守るという考えを示しているんだ。