「悪に強ければ善にも強し」の意味(語源由来・類義語・対義語・英語)
【ことわざ】
悪に強ければ善にも強し
【読み方】
あくにつよければぜんにもつよし
【意味】
大悪人がいったん改心すると、非常な善人となるものだ。
つまり、自分の持ってる力をどう使うかが大事やな。悪いことに力を使うんやなく、善いことに力を使うことで、より良い人間になれるんやな。その選択肢を常に忘れずにいたいな。
【語源・由来】
大きな悪事を犯すような人は強い性格であることから、改心すると非常な善人になるということ。
【類義語】
・善に強ければ悪にも強し
【対義語】
・沈香も焚かず屁もひらず(ちんこうもたかずへもひらず)
・毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
【英語訳】
The greater the sinner,the greater the saint.
「悪に強ければ善にも強し」の解説
「悪に強ければ善にも強し」っていうことわざは、悪いことをする力が強い人は、その力を善いことに向けるとすごくいい人になることができるという意味だよ。
たとえばね、いつも困ったことをしている子がいるとするね。でもその子が自分の行動を見つめ直して、その力をいいことに使うように変わったら、すごく優しくて頼りになる人になることができるんだよ。
このことわざは、「力が強い人は悪いことにも使えるけど、その力を善いことに使うように心を変えたら、すごく良い人になれるよ。だから、力を持っている人はその力の使い方をちゃんと考えて行動しよう」という教えをくれているんだよ。
だから、力を持っている人は、その力をどう使うか、自分でしっかりと選ぶことが大切なんだね。
「悪に強ければ善にも強し」の使い方
「悪に強ければ善にも強し」の例文
- 悪に強ければ善にも強しといいますが、改心して良い行いをしてくれるようになるといいのですが。
- 悪いことをするのはあいつしかいないと有名だったけれど、今はとても優しい父親になったらしい。悪に強ければ善にも強しということか。
- 若い頃には悪いことばかりしていた彼が、今では親孝行に励んでいると聞いた。悪に強ければ善にも強しということでしょう。
- 悪に強ければ善にも強しということを信じて、彼が心を入れ替えてがんばってくれることを願っています。
まとめ
悪に強ければ善にも強しというように、悪いことをしていたからといって、ずっと悪いままではないのではないでしょうか。
性格の強さを良い行いに使いたいものですね。
また、改心した人を信じるということも大切なことではないでしょうか。