【ことわざ】
悪法もまた法なり
【読み方】
あくほうもまたほうなり
【意味】
たとえ悪法であっても、廃止されるまでは法律として守らなければならないというたとえ。
悪いからといって、勝手に決まりを破っていいことにはならないという考え。
【語源・由来】
ギリシャの哲学者、ソクラテスの言葉が由来とされている。
ソクラテス(紀元前469年頃~紀元前399年4月27日)古代ギリシャの哲学者。
妻は悪妻として知られる、クサンティッペである。
妻は悪妻として知られる、クサンティッペである。
【英語訳】
Bad law is also binding.
【スポンサーリンク】
「悪法もまた法なり」の使い方

学校の決まりでも、こんなのひどいよ!

毎日必ず5時間勉強するなんて、大変なことよね。

そうだよ!遊ぶ時間なんてないじゃないか。

悪法もまた法なりというけれど、これはあんまりよね。
「悪法もまた法なり」の例文
- 納得はできないが、悪法もまた法なりということか。
- こんなことが許されるなど信じられないけれど、悪法もまた法なりだ。
- 悪法もまた法なりといっても、君のいうことはあまりにも横暴だよ。
- 君には受け入れがたいことかもしれないが、悪法もまた法なりということだよ。
- 悪法もまた法なりとはいうけれど、これほど勝手なことが通用してしまうなんて信じられないことだ。
この時代のギリシャは死刑囚でも、賄賂を渡せば脱獄できたと考えられている。
罪に問われたソクラテスも、逃亡を進言されたが敢えて死罪を受け入れた。
罪に問われたソクラテスも、逃亡を進言されたが敢えて死罪を受け入れた。