【ことわざ】
網の目に風たまらず
「網の目に風とまらず」ともいう。
【読み方】
あみのめにかぜたまらず
【意味】
無駄であること。
「たまらず」は、とまらない。
【語源・由来】
網で風を防ごうにも吹き抜けてしまう意から、
【類義語】
・籠で水汲む
・笊に水を入れる
【対義語】
・網の目に風とまる
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「網の目に風たまらず」の使い方
台風の目に向かって団扇を仰いでも網の目に風たまらずよ。
台風の進路が変わらないかな?
日本中の人が同時にやっても網の目に風たまらずね。
自然の力の前では、人間は無力だな。
「網の目に風たまらず」の例文
- 聞く耳を持たない彼に何を言っても網の目に風たまらずだ。
- 節約しても、どんどん物価が上がるから網の目に風たまらず。給料アップを図るしかない。
- 外国の人に日本語で注意書きしても網の目に風たまらずだ。読めないから理解できない。
- 警察官が巡回しても、窃盗事件は後を絶たず網の目に風たまらずだった。
- 首相を変えても網の目に風たまらずだ。この国は変わらない。