「生みの親より育ての親」の意味(類義語)
【ことわざ】
生みの親より育ての親
【読み方】
うみのおやよりそだてのおや
【意味】
生んでくれた親より、養育してくれた親のほうがありがたいということ。生みの恩より育ての恩。
これは、育てるという行為がどんなに大事かを教えてくれてるんやな。
【類義語】
生みの恩より育ての恩
「生みの親より育ての親」の解説
「生みの親より育ての親」っていうことわざは、自分を生んだ実の親よりも、大切に育ててくれた人の方がありがたいと感じるっていう意味だよ。
例えばね、君が赤ちゃんの時に実のお母さんやお父さんに育てられたんじゃなくて、おじいさんやおばあさん、またはおじさんやおばさん、または保護者に育てられたとしたら、その人たちは「育ての親」って呼ばれるんだ。彼らは、君が泣いたときに励ましたり、学校の勉強を教えてくれたり、体調が悪いときにお世話をしてくれたり、とにかく君のことをすごく大切に育ててくれたんだよね。
だから、このことわざは、その「育ての親」の人たちが、実の親よりもありがたいと感じるっていうことを教えてくれているんだ。だって、彼らは君の成長を一番近くで見て、君が必要とすることを一緒に達成してくれたんだからね。
「生みの親より育ての親」の使い方
「生みの親より育ての親」の例文
- あの人の今があるのは、大学でいい先生に巡(めぐ)りあったからだそうです。生みの親より育ての親ですね。
- 店を開いて泣かず飛ばず、従業員一同苦しみましたが、生みの親より育ての親です。社長のリーダーシップでこんなに立派になりました。従業員を代表しまして感謝申し上げます。
- 生んでくれた親には感謝はしています。でもこの会社でここまでこれて、家族共々幸せに暮らせるのは先輩のおかげです。生みの親より育ての親といっても過言ではありません。ありがとうございました。
- この猫は子猫の時にうちに来てこの犬と一緒に育ちました。生みの親より育ての親です。今では犬を親だと思っているようです。犬も子猫を子供だと思っているのでしょう。
まとめ
可愛い子には旅をさせよということわざがあります。自分の子供だとつい甘やかしてしまいます。世の中のつらさや苦労の中で、多くの人と出会いながら育っていくことを期待したことわざでしょう。子離れしたくないのに、可愛い子を自分のもとから出すのですから、実は生みの親も苦しみに耐えているのでしょうね。