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【後ろ坊主の前角鬘】の意味と使い方や例文(類義語・対義語)

後ろ坊主の前角鬘

「後ろ坊主の前角鬘」の意味(類義語・対義語)

意味【ことわざ】
後ろ坊主の前角鬘

【読み方】
うしろぼうずのまえすみかずら

【意味】
後ろ姿は美しくないが、前から見ると美しいこと。

「角鬘」は、元服する前の少年の美しい髪のこと。「角前鬘すみまえがみ」ともいう。
ことわざ博士
「後ろ坊主の前角鬘」は、後ろから見るとあまり魅力的でないが、前から見ると非常に美しいという意味だよ。

角鬘は女性の美しい装飾で、坊主は頭を丸刈りにした僧侶を指すから、このことわざは物事の見方や視点によって、全く違った印象を持つことを表しているね。

助手ねこ
せやな。これは、ものごとの見方や考え方が全てを決めるんやなって教えてくれる言葉やわ。

同じものでも、見方や視点を変えるだけで、全く違ったものに見えてくるんやで。ほんまに深い言葉やわ。

【類義語】
・前十両に後ろ三両

【対義語】
・後ろ千両前一文

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「後ろ坊主の前角鬘」の解説

カンタン!解説
解説

「後ろ坊主の前角鬘」っていうことわざはね、後ろから見ると良くないけど、前から見たらとっても美しいっていう意味だよ。

例えばね、人によっては、前から見たらとてもキレイな絵を描くけど、その絵を描く過程を後ろから見たら、色んな色が混ざってごちゃごちゃしていて、全然美しくない、なんてことがあるよね。そのような状況を表すんだよ。

「角鬘」っていうのは、元服する前の少年がする、とても美しい髪型のことを言うんだ。「後ろ坊主」は後ろから見た時の見栄えの悪さを指しているよ。だから、「後ろ坊主の前角鬘」っていうのは、「外見だけ見ると美しく見えるけど、実際は全然違う」っていう意味を持っているんだよ。つまり、物事を一面だけで判断しないで、全体を見ることの大切さを教えているんだね。

「後ろ坊主の前角鬘」の使い方

健太
あの人髪がぼさぼさだね。きっとぶさいくだよ。
ともこ
後ろ坊主の前角鬘というから分からないわよ。
健太
そうかなあ。追い抜いて顔を見てみるよ。…おおっ。
ともこ
その反応は顔面偏差値が高かったようね。
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「後ろ坊主の前角鬘」の例文

例文
  1. 後ろ姿を見て侮っていたが、後ろ坊主の前角鬘だった。
  2. 彼女は後ろ坊主の前角鬘で、振り返り美人だった。
  3. 美髪の子に声を掛けたらダサい連れの方がかわいく、後ろ坊主の前角鬘だった。
  4. 後ろ坊主の前角鬘というが、後ろ姿は老けて見えたのに前から見るときれいで若々しかった。
  5. 髪形は大事だと思う。後ろ坊主の前角鬘で、その髪型のせいで美少年の彼は損をしている。

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