【慣用句】
矢面に立つ
【読み方】
やおもてにたつ
【意味】
質問、非難や攻撃などをまともに受ける立場に立つこと。
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「矢面に立つ」の使い方
空手部の部長はいつも矢面に立たされるから大変だよ。
先生からも部員からもあれこれ言われるの?
そうなんだよ。生徒と先生の間で板挟みになることもあるんだけど、どちらの気持ちも言い分もわかるから、どうまとめていいのかわからないんだ。
そういう時こそ、顧問の先生ではなく、健太くんが尊敬している空手の師匠に相談すればいいのよ。矢面に立っている弟子を放っておくはずがないわ。
「矢面に立つ」の例文
- 秘書は、長年仕えた政治家をかばい、矢面に立つことを選んだ。
- たとえ無理と承知でも武士たるもの、矢面に立たねばなるまい。
- あなたの代わりに矢面に立ってくれたともこちゃんの痛みを、あなたは理解しているのかしら?
- 健太くんは独り立ちする勇気も、矢面に立つ覚悟もなかった。
- 野球の投手は、いつもチームの矢面に立つ。