「英雄色を好む」の意味(類義語・英語訳)
【ことわざ】
英雄色を好む
【読み方】
えいゆういろをこのむ
【意味】
英雄は、女色を好む性向がある。女色を好むことの弁護としても用いる。
エネルギッシュな英雄たちは、女性に対しても情熱的になりやすいんやな。これは、なんかリアルで面白いわ、これは。
・英雄色に迷う
・英雄酒を好む
【英語訳】
Heroes are amorous.
「英雄色を好む」の解説
「英雄色を好む」っていうことわざはね、英雄と言われるような人、つまり、すごく活動的でエネルギッシュな人は、女性に対する興味も強いことが多い、っていう意味だよ。
これは、英雄と言われる人が物事に対して情熱的で、全力で取り組む性格が、女性に対する興味や恋愛にも影響するということを表しているんだ。
だから、このことわざは、活動的でエネルギッシュな人は、そのエネルギーが恋愛にも向けられることが多い、ということを教えてくれるんだよ。それが「英雄色を好む」ってことさ。
「英雄色を好む」の使い方
「英雄色を好む」の例文
- 彼は無敵のゴルファーでしたが最近では過去の人になりました。全盛期には英雄色を好む、数々の噂(うわさ)がありました。
- 彼はいつも空元気(からげんき)で英雄色を好むなどどうそぶいていますが、実は小心(しょうしん)者で何事にも常に不安でしかたがないのです。
- あの男性は、都合(つごう)のいいときには英雄色を好むといって話を煙りにまくタイプです。
まとめ
ほんの100年前、明治時代には多くの日本人が海外に移住しました。飛行機はなく海路で外国へ、言葉や文化などが違う国々での生活は大変だったと思います。今のように情報が溢れている時代ではありませんでしたが、貧困な生活から抜け出すため、日本では生きていけないため、中にはチャレンジ精神で外国で一旗あげるため、様々な人々が夢を描いて外国へ向かいました。その中から日本人の英雄として称(たた)えられている人達が多く生まれました。現在の日本から観て素晴らしいことだと感じます。英雄色を好むといえば失礼かもしれませんが、何事も恐れずバイタリティーに溢れていたのでしょうね。