「弊履を棄つるが如し」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
弊履を棄つるが如し
「棄つること弊履の如し」「弊履の如く捨てる」ともいう。
【読み方】
へいりをすつるがごとし
【意味】
破れて使いものにならない履物を捨てるように、惜しげもなく捨てること。
「弊履」は、破れて使いものにならない履物。値打ちののないもののたとえ。
「弊履を棄つるが如し」ということわざはね、使い古したり破れた靴を躊躇なく捨てるように、役に立たなくなったものを簡単に捨てることを表しているんだよ。
へー、そういうことかいな。つまり、もう使えへん古いものや壊れたものは、惜しみなくポイって捨てちゃうってわけやな。
それが役に立たんものをさっさと捨てるっていうことやろ。シンプルに、いらんものはいらん!ってことやな。
【出典】
「孟子」
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「弊履を棄つるが如し」の解説
カンタン!解説
「弊履を棄つるが如し」ということわざはね、もう古くなってボロボロになった靴を平気で捨てるように、何かをすぐに捨てたり、簡単にあきらめたりすることを表しているんだよ。
たとえばね、おもちゃが少し壊れただけで、修理しようとせずに新しいものを買うとか、ちょっと困難があるとすぐにあきらめるような時に使う言葉なんだ。自分の物や事に対して、大切にしないで簡単に手放すことを意味しているよ。
「弊履を棄つるが如し」の使い方
古い参考書、まだ使ってるの?
ううん、もう使わないよ。新しいのを買ったから弊履を棄つるが如しで捨てたよ。
それは賢い選択だね。新しい参考書で、勉強がもっと捗るといいね!
そうだね、新しいのに変えてすっきりしたよ。
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「弊履を棄つるが如し」の例文
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