【ことわざ】
屁を放って尻窄める
【読み方】
へをひってしりすぼめる
【意味】
失敗をしたあとで、取りつくろったり、誤魔化そうとしたりすることのたとえ。
【語源・由来】
「江戸いろはかるた」のひとつ。
人前でおならをしてしまってから、おならが出ないように尻を窄めることから。
「屁をこいて尻を窄める」「屁ひって後の尻窄め」「屁をひって尻つぼめ」ともいう。
【類義語】
−
【対義語】
–
【英語訳】
After death,the doctor.
It is hiding confusedly or patching up, after going.
「いろはかるた」とは、いろは47文字に「京」の文字を加えた48文字からなるかるたのこと。
地域により特色がある。
江戸のほかに、上方(京都)、大阪、尾張などがある。
地域により特色がある。
江戸のほかに、上方(京都)、大阪、尾張などがある。
「屁を放って尻窄める」の使い方
健太くん、これはいったいどういうことなのか、しっかり説明してくれる?
これは、ほら。初めはこんなことになると思っていなかったんだよ。だけど、失敗することもあるだろう?
だからあれほど反対したでしょう。今さらそんなことを言っても、屁を放って尻窄めだわ。
本当に反省しているよ。ごめんなさい。
「屁を放って尻窄める」の例文
- 彼は今さら体裁を繕おうとしても、屁を放って尻窄めだよ。
- あれだけの失言をしたのに、今になって弁解しても、屁を放って尻窄めるだ。
- 今になって謝罪文を送ってきても、屁を放って尻窄めにしかならないよ。
- もっと考えてから行動すべきだったと思わないのか。今さら謝っても、屁を放って尻窄めにしかならないだろう。
- こんな騒ぎになってから、謝罪の場を設けても、屁を放って尻窄めることにしかならないよ。
まとめ
失敗してしまったときには、屁を放って尻窄めるということをせずに、しっかりと謝ることが大切なのではないでしょうか。
そして、次に同じ失敗をくり返さないように注意したいものですね。