「油紙に水を注ぐよう」の意味
【ことわざ】
油紙に水を注ぐよう
「油に水を注ぐよう」ともいう。
【読み方】あぶらがみにみずをそそぐよう
【意味】
油紙に水を注ぐとはじくことから、他人の言うことを一切聞かずはねつけること。
「油紙に水を注ぐよう」ということわざは、他人の意見やアドバイスを全く受け入れず、反発する様子を表しているんだよ。
あーなるほどな。つまり、「他人の言うことを一切聞かんて、はねつける」ってことやな。
水を注いでも油紙はそれを受け入れへんから、そのイメージやな。これは、意見を聞かずに頑固になっちゃうことの危険性を教えてくれてるんやな。
【スポンサーリンク】
「油紙に水を注ぐよう」の解説
カンタン!解説
「油紙に水を注ぐよう」は、他人の言葉やアドバイスをまったく受け入れず、はねつけることを表すたとえなんだ。
油紙に水を注ぐと、水ははじかれてしまうよね。
例えば、友達が真剣に心配してアドバイスをしてくれるのに、自分はそれを一切聞こうとせず、無視してしまう様子を想像してみて。それがまさに「油紙に水を注ぐよう」な行動なんだよ。
このたとえは、他人の意見や助言を受け入れないことの愚かさを教えてくれるんだ。大切なのは、自分の考えや意見を持つことだけど、他人の経験や知恵から学んで、柔軟な姿勢で受け入れることも重要なんだよ。
だから、「油紙に水を注ぐよう」な行動を避けて、他人の言葉に耳を傾けることが大切なんだ。
「油紙に水を注ぐよう」の使い方
校長先生を説得できた?
駄目だったわ。油紙に水を注ぐようだったわ。
跳ね付けられたんだね。次は僕が説得してみるよ。
校長先生の弱みでも握らない限り同じだと思うわ。
【スポンサーリンク】
「油紙に水を注ぐよう」の例文
- ネゴシエーターが犯人に接触し交渉したが、油紙に水を注ぐようだった。
- 思春期の子に何を言っても油紙に水を注ぐようだ。
- 人がせっかく忠告しているのに、油紙に水を注ぐようで聞こうともしない。
- 自分を正義と思い込んでいる彼には、どんな言葉も油紙に水を注ぐようになるだろう。
- 人生に絶望して自暴自棄だったあの頃、助言も慰めの言葉も油紙に水を注ぐように跳ね返していた。