「油紙へ火の付いたよう」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
油紙へ火の付いたよう
【読み方】
あぶらがみへひのついたよう
【意味】
物の燃えやすいことのたとえ。また、よくしゃべる様子。
油紙に火がついたら、あっという間に燃え広がるし、それと同じで人も話が止まらへん場合があるわけや。こういう言葉って、いろんな意味があるから面白いよな。
【語源由来】
油紙に火がついて、勢いよく燃えるようすから。
【類義語】
・油紙に火の付いたよう
・油に火の付いたよう
・油のきいた口車
「油紙へ火の付いたよう」の解説
「油紙へ火の付いたよう」っていうことわざは、物事がすごく早く進んだり、または誰かがすごくおしゃべりだったりする様子を表しているんだよ。
まずね、このことわざの一部、「油紙」っていうのは、油を塗った紙のことで、火がつくとすぐにぱっと燃え上がるんだよ。「火の付いたよう」は、まさにその燃える様子を表しているんだ。
だから、「油紙へ火の付いたよう」っていうことわざは、例えば、新しいゲームが発売されて、すぐにみんながそれを買いに走るような状況を表すんだ。あるいは、クラスの中で一番おしゃべりな友達が、おもしろい話を始めたら、その話がすごく早く広がるような感じも言えるよ。
つまり、このことわざは、「すごく早く広がる」または「すごくおしゃべりな」っていう意味なんだね。
「油紙へ火の付いたよう」の使い方
「油紙へ火の付いたよう」の例文
- 私だとだめなのに、彼が火を起こすと油紙へ火の付いたようによく燃える。
- 天ぷら油から出た火は、油紙へ火の付いたように家をのみ込んだ。
- 彼のご先祖様の話になると、油紙へ火の付いたように饒舌になる。
- ご機嫌な彼は、油紙へ火の付いたように喋り倒した。
- 松の枝を入れたから、油紙へ火の付いたように大きな炎になった。