「愛多ければ憎しみ至る」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
愛多ければ憎しみ至る
【読み方】
あいおおければにくしみいたる
【意味】
かわいがられることが多ければ多いほど、人から憎しみを受けるようになる。
「愛多ければ憎しみ至る」ということわざは、人々から愛されることが多ければ多いほど、逆に憎しみを受けることになるという意味があるんだ。
おお、それな。たくさん愛されると、その分だけ嫉妬や憎しみの対象になることも増えるんや。
つまり、みんなから愛されるのはいいことやけど、ちょっと気をつけなあかんってことやね。バランスが大事やな。
【出典】
「亢倉子」から。「恩甚だしければ則ち怨み生じ、愛多ければ憎しみ至る」から。
【類義語】
恩甚だしければ則ち怨み生ず
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「愛多ければ憎しみ至る」の解説
カンタン!解説
「愛多ければ憎しみ至る」っていう言葉は、すごく人気があったり、たくさんの人に愛されていると、それをうらやむ人や嫌う人も出てくるってことなんだよ。
たとえば、学校でみんなに人気のある子がいたら、その子を好きな人もいれば、うらやんで嫌いな人も出てくることがあるよね。それがこの言葉の意味だよ。どんなに良いことがあっても、それをうらやむ人や妬む人がいることを、このことわざは教えてくれているんだ。
「愛多ければ憎しみ至る」の使い方
ともこちゃんは先生にかわいがられていていいなあ。
そう思う人が多いから、愛多ければ憎しみ至るというように、恨みを買って大変なのよ。
大変なこともあるんだね。
難儀なことばかりよ。
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「愛多ければ憎しみ至る」の例文
- 愛多ければ憎しみ至るというが、祖母から溺愛されている僕は、他の兄弟から憎まれている。
- 愛多ければ憎しみ至るという。この店は愛され過ぎて、同業者から妬み恨みを抱かれているようだ。
- 愛多ければ憎しみ至るというが、社長の寵愛を受けていた彼は、それを妬んだ社員に罠に嵌められた。
- 愛多ければ憎しみ至るというように、過ぎた愛は負の感情を生む。
- 愛多ければ憎しみ至るというから、生徒全員平等に扱うよう心がける。