【当たらずと雖も遠からず】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】

当たらずと雖も遠からず

【読み方】

あたらずといえどもとおからず

【意味】

ぴたりと的中こそしていないものの、大きく見当外れしている訳でもない事。

本来は真心の大切さを述べた句でしたが、現在ではほとんど「的中ではないが的はずれではない、という意味で使われています。
「当たらずとも遠からず」は本来誤りでしたが、昨今では一般的になりつつあり、意見が分かれていますので注意が必要です。
また、「当たらず」を「中らず」と表す場合もあります。

【語源・由来】

射た矢が的に命中はしていなくとも、それほど外れてもいないという事から。
中国時代の周から漢にかけて、儒学者がまとめた礼に関する書物を、戴聖が編纂した『礼記』の42篇『大学(学問と政治について論じたもの)』より。
「心誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からず(君主が真心をもって実践するならば、完全にそれを成就できないまでも、ほぼ近い形には達成できる)」という記述から。
「雖も」は「~であっても」という意味。

【類義語】
・正鵠を失わず
・中らずまでも外れざりけり

【英語訳】
・not exactly correct, but pretty close to it
・not far off the mark

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「当たらずと雖も遠からず」の使い方

健太
今日はなんだか顔色が悪いね。大丈夫?
ともこ
大丈夫、心配ありがとう。ただの寝不足だから。
健太
そうなんだ。もしかして、夜にコーヒー飲みすぎちゃった?
ともこ
当たらずと雖も遠からずね。夜に辛い物を食べ過ぎてしまったの。

「当たらずと雖も遠からず」の例文

  1. 彼らの仲が悪くなったのはどうしてか分からないが、彼らを取り巻く人間関係が原因なのは当たらずと雖も遠からずだろう。
  2. 占いで言い当てられた内容は、当たらずと雖も遠からずといったところだった。
  3. 確かに君の言う事は当たらずと雖も遠からずだが、これ以上あまり詮索をするのも良くないと思うよ。
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