「悪法もまた法なり」の意味(語源由来・英語訳)
【ことわざ】
悪法もまた法なり
【読み方】
あくほうもまたほうなり
【意味】
悪法であっても、法である限り守るべきだということ
悪法もまた法なりは、たとえ悪い法律であっても、法は法であるから、廃止されない限りは、守らなければならない。
ああ、なるほどな。それはつまり、「悪い法律でも、それが法律やから守らなアカン」ってことやな。
法律が悪いと思っても、それが廃止されるか変更されるまではちゃんと守らないとアカンってことやな。これは、法の重要性と、改善のための行動を教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉とされる。
【英語訳】
Bad law is also binding.
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「悪法もまた法なり」の解説
カンタン!解説
「悪法もまた法なり」っていう言葉は、その法律が良くないと思うかもしれないけど、それでもそれは法律だから、無視せずに守らなきゃいけないっていう意味なんだよ。
昔のギリシャの哲学者で名前がソクラテスって人がこの言葉を言ったんだって。彼の時代では、死刑になった人でもお金を払えば逃げ出せたらしいんだ。でも、ソクラテスは自分が法律を破って罪に問われたとき、友達から逃げるように勧められたけど、それを拒んで死刑を受け入れたんだって。
これから、たとえその法律が自分にとって不利で、好きじゃないと思っても、それでもそれは法律だから、無視せずにちゃんと守らなきゃいけない、っていう大切な教えを我々に伝えているんだよ。だから、このことわざは、どんな法律でも守るべきだと教えているんだね。
「悪法もまた法なり」の使い方
学校の決まりでも、こんなのひどいよ!
毎日必ず5時間勉強するなんて、大変なことよね。
そうだよ!遊ぶ時間なんてないじゃないか。
悪法もまた法なりというけれど、これはあんまりよね。
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「悪法もまた法なり」の例文
- 納得はできないが、悪法もまた法なりということか。
- こんなことが許されるなど信じられないけれど、悪法もまた法なりだ。
- 悪法もまた法なりといっても、君のいうことはあまりにも横暴だよ。
- 悪法もまた法なりとはいうけれど、これほど勝手なことが通用してしまうなんて信じられないことだ。
この時代のギリシャは死刑囚でも、賄賂を渡せば脱獄できたと考えられている。
罪に問われたソクラテスも、逃亡を進言されたが敢えて死罪を受け入れた。
罪に問われたソクラテスも、逃亡を進言されたが敢えて死罪を受け入れた。