【ことわざ】
悪に強ければ善にも強し
「悪に強きは善にも強し」ともいう。
【読み方】
あくにつよければぜんにもつよし
【意味】
大悪人がいったん改心すると、非常な善人となるものだ。
【語源・由来】
大きな悪事を犯すような人は強い性格であることから、改心すると非常な善人になるということ。
【類義語】
・善に強ければ悪にも強し
【対義語】
・沈香も焚かず屁もひらず(ちんこうもたかずへもひらず)
・毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
【英語訳】
The greater the sinner,the greater the saint.
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「悪に強ければ善にも強し」の使い方
僕のクラスに、とても意地悪ばかりする人がいたんだ。
それは困るわね。
でも夏休みが終わった途端に、改心したのかとても優しくて親切な人になったんだ。
悪に強ければ善にも強しね。
「悪に強ければ善にも強し」の例文
- 悪に強ければ善にも強しといいますが、改心して良い行いをしてくれるようになるといいのですが。
- 悪いことをするのはあいつしかいないと有名だったけれど、今はとても優しい父親になったらしい。悪に強ければ善にも強しということか。
- 若い頃には悪いことばかりしていた彼が、今では親孝行に励んでいると聞いた。悪に強ければ善にも強しということでしょう。
- 悪に強ければ善にも強しということを信じて、彼が心を入れ替えてがんばってくれることを願っています。
まとめ
悪に強ければ善にも強しというように、悪いことをしていたからといって、ずっと悪いままではないのではないでしょうか。
性格の強さを良い行いに使いたいものですね。
また、改心した人を信じるということも大切なことではないでしょうか。