「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」の意味
【ことわざ】
悪人の友を捨てて善人の敵を招け
【読み方】
あくにんのともをすててぜんにんのかたきをまねけ
「敵」は、てきとも読む。
【意味】友人でも、悪人であれば害を及ぼす可能性があるから縁を切り、敵でも善人であれば友人になるべきだという考え。
なるほどな。つまり、「自分の利益のために動く友達でも、その人が悪人なら関係を絶つべき。逆に、自分を批判する人でも、その人が善人なら関わるべき」ってことやな。
人の良し悪しを見極めることや、自分の道徳心を大事にすることの大切さを教えてくれるんやな。
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「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」の解説
カンタン!解説
「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」っていうことわざは、自分を助けてくれる友達でも、その友達が悪いことをしているなら、関係を断つべきだし、自分の間違いを指摘してくる人でも、その人が正しいことをしているなら、その人と友達になるべきだよっていう教えだよ。
考えてみて、友達がいつも自分のためになることをしてくれるけど、その友達がズルをしたり、人を傷つけたりしている。そんな友達とは関係を切るべきだよね。一方で、自分の間違いを指摘してくる人がいる。でもその人はいつも正直で、正しいことをしている。そんな人とは友達になった方がいいんだ。
だから、「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」っていうことわざは、「友達とは、その人がどんな人か、何をしているかを見て選ぶべきだよ。自分に都合のいいことをしてくれるけど悪いことをする人より、自分の間違いを指摘するけど正しいことをする人を友達にすべきだよ」という教えをくれているんだよ。
「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」の使い方
悪人の友を捨てて善人の敵を招けというから、この学区は人気があって転校生が多いのよ。
教育熱心な親が多いからか、先生が手を焼くような子がいないよね。
親は安心して子供を登校させることができるのよ。
友だちの影響って大きいもんね。
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「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」の例文
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招けという。友人は選んだ方が自分のためだ。
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招けというが、不良グループから抜けるのは大変だ。
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招けといわれるように、息子が思いやりのある健太くんと仲良くなってから人が変わったようだ。
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招けという。気が合わない人でも善人ならば大切にした方が良い。
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招けといわれるので、子供の友達付き合いが気になって仕方ない。
そして逆に、自分を批判する人でも、その人が善人であるなら、その人との関係を続けるべきだという意味があるんだよ。