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【薊の花も一盛り】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

薊の花も一盛り

「薊の花も一盛り」の意味(語源由来・類義語・英語)

意味【ことわざ】
薊の花も一盛り

【読み方】
あざみのはなもひとさかり

【意味】
醜い女性でも、年頃になれば、魅力が出るものであるということ。

薊=山野に自生する多年草。葉のふちにとげがあり、春・秋に紅色の花を開く。
ことわざ博士
「薊の花も一盛り」ということわざは、見た目が目立たない人でも、適切な時期になれば自身の魅力が光るという意味があるんだよ。
助手ねこ
そうかいな。つまり、「見た目が地味でも、その人なりのいい時期がくれば魅力が出る」ってことやな。

見た目が華やかでない女性でも、自分の時が来れば魅力が出てくるんやな。人それぞれに輝く時があるってことを教えてくれてるんやな。

【語源・由来】
見た目にあまり美しくない薊の花でも、それなりに美しい時期はあるものだの意から。

【類義語】
・鬼も十八番茶も出花
蕎麦そばの花も一盛り
南瓜かぼちゃ女も一盛り

【英語訳】
Anyone is attractive if it becomes age.It is there is a time and place for everything.

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「薊の花も一盛り」の解説

カンタン!解説
解説

「薊の花も一盛り」っていうことわざは、見た目があまりきれいじゃない人でも、それぞれの特別な時期や瞬間があって、そのときにはきっと素敵に見えるんだよっていう意味なんだ。

例えばね、クラスの中で一番キレイとは言えない子でも、ドレスアップして学校のお祭りに出たら、すごく素敵に見えることがあるんだよ。

「薊の花」っていうのは、見た目にあまり美しくないけど咲いている時期があって、そのときには独特の美しさがある花のことだよ。だから、「薊の花も一盛り」っていうのは、見た目があまりきれいじゃない人でも、その人なりの素晴らしい瞬間があるっていうことを表しているんだね。

だから、このことわざは、人それぞれに美しさがあるっていうことを教えているんだよ。自分の特別な瞬間を大切にして、自信を持って生きていこうね。

「薊の花も一盛り」の使い方

健太
親戚の叔母さんの結婚が決まったみたいなんだ。
ともこ
それはおめでたいことね。
健太
お母さんが、薊の花も一盛りだから、このチャンスを逃してはいけないと何度も話していたよ。
ともこ
そうなのね。
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「薊の花も一盛り」の例文

例文
  1. 薊の花も一盛りというけれど、ずっと独り身かと心配していた娘もどうにか良い縁に結ばれました。
  2. 誰にでも、薊の花も一盛りといって人生で輝けるような時があるのだと、母は何度も言う。
  3. 姉の結婚は、薊の花も一盛りと親戚みんなが話していた。
  4. 容姿など関係なく、魅力的に見える時期というものがあるのです。薊の花も一盛りというでしょう。
  5. 薊の花も一盛りというが、私にそんなときは来るのかと考えることがある。

まとめ

花盛りというと、とても華やかな印象を受けるのではないでしょうか。
しかし薊の花も一盛りとは、もともとあまり好かれていない花を例えています。
不器量であったり容姿が悪いと言われる人でも、魅力的に見える時期があるという意味なので、使う場合には注意が必要ですね。
どのような人でも、毎日充実して暮らしたいものですね。


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