「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」の意味(出典)
【ことわざ】
悪、小なるを以て之を為すこと勿れ
【読み方】
あく、しょうなるをもってこれをなすことなかれ
【意味】
些細なことでも悪いことはしてはいけない。
「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」は、悪いことは、どんなに小さなことであっても絶対にしないべきだという教えなんだよ。
つまり、「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」ってことは、「どんなに小さな悪事でも、それを行うべきじゃない」ってことなんやな。
大切なのは、たとえ小さなことでも、間違いは間違い、悪いことは悪いこと、って認識することやな。
【出典】
「三国志」の「悪小なるを以て之を為すこと勿れ。善小なるを以て之を為さざること勿れ」から。
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「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」の解説
カンタン!解説
「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」っていう言葉は、たとえ小さな悪でも、それを行うことは絶対にしちゃダメだよっていう教えだよ。
たとえばね、クラスで一つクレヨンを借りて返さないだけでも、それはちょっとした盗みになっちゃうんだよ。それは小さいことかもしれないけど、それでもやっちゃダメなんだ。だって、それが習慣になったら、大きな悪事をやってしまうかもしれないからさ。
このことわざには対になる言葉があって、「善の小なるを以って為さざることなかれ」っていうのがあるんだ。「善の小なるを以って為さざることなかれ」は、小さな善行でも、それをやめてはならないっていう意味だよ。だから、たとえ小さなことでも、善は行い、悪は避けるようにすることが大切なんだよ。
「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」の使い方
これ邪魔だな。ぽいっと。
悪、小なるを以て之を為すこと勿れというわよ。すぐに拾いなさい。
レシートを捨てただけだよ。
ここはゴミ箱じゃないわよ。自分の家の前や自分の部屋にごみを捨てられたらいやでしょう。
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「悪、小なるを以て之を為すこと勿れ」の例文
- 悪、小なるを以て之を為すこと勿れという言葉を胸に、己を律する。
- 悪、小なるを以て之を為すこと勿れというから、悪行よりも善行を積むよう心がける。
- 自分にとって小さいことでも、他人にとっては大きなことかもしれない。悪、小なるを以て之を為すこと勿れを守るべきだ。
- 悪、小なるを以て之を為すこと勿れという。悪い行いに大小はない。
- そんなことで目くじら立てるなよと君は言うが、悪、小なるを以て之を為すこと勿れと昔からいうよ。