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【麻の中の蓬】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語)

麻の中の蓬

【ことわざ】
麻の中の蓬

「麻に連るる蓬(あさにつるるよもぎ)」「麻中の蓬(まちゅうのよもぎ)」ともいう。

【読み方】
あさのなかのよもぎ

【意味】
善良な人と交われば、その感化を受けて善人になる。

【語源・由来】
「荀子」勧学の「蓬麻中に生ずれば扶 (たす) けざるも直し」から。曲がりやすい蓬も、まっすぐに伸びる麻の中に生えればまっすぐに育つということ。

【類義語】
・善悪は友による(ぜんあくはともによる)
・朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)

類義語の「朱に交われば赤くなる」は、悪い意味に使われることが多いので注意が必要。

【対義語】
・藪の中の荊(やぶのなかのうばら)

【英語訳】
Keep good men company and you shall be of the number.

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「麻の中の蓬」の使い方

健太
昨日お母さんに褒められたんだ。
ともこ
あら、どうして?
健太
最近とてもよく勉強をしているから、麻の中の蓬といって、ともこちゃんの影響を受けたのねって言われたよ。
ともこ
まあ、嬉しいわ。

「麻の中の蓬」の例文

  1. 子供を育てる環境には気をつけたほうがいい。麻の中の蓬というだろう。
  2. 彼は悪いことばかりくり返していたけれど、良い友達に巡り合えて勤勉で真面目な子になったね。まさに麻の中の蓬だ。
  3. 麻の中の蓬というように、一緒にいる仲間は良い人がいいと思うよ。
  4. 姉は学校へ行かずに、家にも帰って来ないことが多かったけれど、良い仲間と付き合うようになって人が変わったようだ。これは麻の中の蓬ということか。
  5. 麻の中の蓬ということもあるのだから、良い仲間と共に学校生活を送ることは大切だ。

まとめ

お互いに良いところを高め合えるような仲間と共に過ごせることは、とても大切なことですね。
今の行いがあまり良いとは言えなくても、麻の中の蓬ということもあります。
良い仲間の影響を受けて、悪を正すことができると良いですね。

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