【ことわざ】
青柿が熟柿弔う
【読み方】
あおがきがじゅくしとむらう
【意味】
弔う方も弔われる方も大差はない。大した差のないものが他のものをあれこれいうたとえ。
【由来】
熟れた柿が落ちてつぶれるのを見て気の毒だと思う青柿も、いずれ同じ運命をたどることになるということ。
【類義】
・五十歩百歩
・目糞鼻糞を笑う
・猿の尻笑い
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「青柿が熟柿弔う」の使い方
年寄りは、今どきの若者はって言うし、若者は、これだから年寄りはって言うけど、青柿が熟柿弔うだよね。
若者はいつか年を取るし、年寄りは、かつては若者だったのだから馬鹿にできないわよね。
所詮同じ人間だもんね。
人間を馬鹿にするのは、自分を馬鹿にするような者よ。
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「青柿が熟柿弔う」の例文
- SNSで見ず知らずの人をあれこれ言う人が多いが、青柿が熟柿弔うだ。
- 青柿が熟柿弔うという。人を見下すのは良くない。
- 青柿が熟柿弔うというが、大差ない人に批判されたくない。
- ああいうくたびれたサラリーマンになりたくないねと笑う大学生。青柿が熟柿弔うだな。
- 青柿が熟柿弔うという。人の事をああだこうだ言う暇があるなら自分を磨け。