「蟻集まって樹を揺るがす」の意味(類義語)
【ことわざ】
蟻集まって樹を揺るがす
【読み方】
ありあつまってきをゆるがす
【意味】
蟻のような小さく弱いものでもたくさん集まると大きな力になる。また、身分不相応な望みを抱くこと。


蟻ひとつじゃ大きな木を動かせないけど、たくさんの蟻が集まればそれができるようになる、そんなイメージから来てるんや。それに、これはちっちゃなものが大きな望みを持つっていう意味もあるんやで。
【語源由来】
敵の城を攻めるには、まず外側の堀を埋める意から。
・蟻の塔を組む如し
「蟻集まって樹を揺るがす」の解説
「蟻集まって樹を揺るがす」っていうことわざは、一人一人は小さくて力のない蟻のような存在でも、たくさんの人が集まると、大きな木を揺らすほどの力になることを表しているんだよ。
例えばね、一人だけではとても重い荷物も、たくさんの友達が協力すれば、簡単に動かせるでしょ?それと同じように、たくさんの人が力を合わせると、一人ではできないような大きなこともできるんだよ。
そして、このことわざは、蟻のように小さな存在が大きな木を揺らすような大きな願いを抱くことも表しているんだ。つまり、自分が小さくても、大きな夢を持つことは大切だよ、と教えてくれているんだね。
だから、「蟻集まって樹を揺るがす」っていうのは、「たくさんの人が力を合わせれば大きなことができる」または「小さな存在でも大きな夢を抱くことができる」っていう意味になるんだよ。
「蟻集まって樹を揺るがす」の使い方




「蟻集まって樹を揺るがす」の例文
- 社員の力を侮ってはいけない。蟻集まって樹を揺るがすように一致団結すれば社長より大きな力を持つ。
- 一票の重さを有権者は知るべきだ。蟻集まって樹を揺るがすというが、政治を変えるにはまず投票だ。
- 署名運動がむだな公共工事をなくした。蟻集まって樹を揺るがすというやつだ。
- 自分一人では無力だが、蟻集まって樹を揺るがすというから仲間を集める。
- 蟻集まって樹を揺るがすように、SNSに支持者が集まり世の中を動かした。
























