「足を棒にする」の意味(語源由来)
【慣用句】
足を棒にする
「足を擂粉木にする」ともいう。
【読み方】
あしをぼうにする
【意味】
長い間歩き続けて、ひどく足が疲れること。あることのために奔走する。
「足を棒にする」という言葉は、足が疲れて感覚がなくなるほどにたくさん歩いたり、奔走したりした結果を表す言葉なんだよ。
そやから、「足を棒にする」っていうのは、ほんまにたくさん歩き回って足がバキバキ、もう感覚がほとんどない状態になるってことやな。
めちゃくちゃ頑張って走り回ったっていう結果の表現やな。まるで足が棒みたいになった感じなんや。
【語源由来】
歩き疲れて、足が棒になったように感じられることから出来たことば。
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「足を棒にする」の解説
カンタン!解説
「足を棒にする」っていう言葉はね、超絶に歩きまわったあとで、自分の足がびっくりするほど疲れて、まるで棒みたいに固くて動かしにくくなったところからきているんだよ。
たとえば、一日中遊園地を歩き回ってすごく楽しかったけど、帰り道、足が重くて歩くのが大変になったことはない? そのときの足の感じ、まるで木の棒のように固くて動かしづらい感じが「足を棒にする」っていう言葉の由来だよ。
そして、その言葉は、「努力」や「頑張り」を表す言葉としても使われているんだ。つまり、何かを達成するために、一生懸命に動き回って、足が棒のように疲れ果てることを「足を棒にする」と言うんだよね。これは、自分の目標に向かって全力で努力することを表しているんだ。
「足を棒にする」の使い方
今日は、先生に教室の後ろに立っていなさいって言われて、ずーっと立って授業を受けていたから足を棒にしてしまうかと思ったよ。
それは大変だったわね。そんなに意地悪な先生なの?
ああ、違うんだよ。僕がいつもその先生の授業中に居眠りをするから、居眠りできないように立って授業を受けなさいって言われたんだ。
なんだ、健太くんが悪かったのね。
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「足を棒にする」の例文
- 正直言って、私はもう足を棒にして事件の目撃者を探して回ることに疲れ切っていたのだった。
- 無駄になるなんて、じゃあ、なんのために僕は足を棒にして一日中歩きまわったんだ!
- 彼女のためにと思って足を棒にして歩き回った私だったが、忍耐にも限度があった。
- 社員のみならず、社長自身も足を棒にして顧客を開拓したが、今後もそれを怠るわけにいかない。
- おぼろげな記憶を頼りに、足を棒にして歩き回ったが、その家が見つかることは無かった。