「足を向けて寝られない」の意味(語源由来)
【慣用句】
足を向けて寝られない
【読み方】
あしをむけてねられない
【意味】
人から受けた恩を常に忘れない気持ちを表す言葉。
これは、感謝の気持ちを忘れずにいることの大切さを教えてくれてるんやな。
【語源由来】
恩人に足を向けるのは失礼にあたるところから。
「足を向けて寝られない」の解説
「足を向けて寝られない」っていう言葉の意味はね、自分の足を特定の方向、特に自分がお世話になった人や尊敬する人の方向に向けて寝ることができない、っていうことなんだよ。
人間の足は一番下にある部分だから、ちょっと汚れている部分だと思われてるんだ。だから、足を他の人に向けるのは失礼な行為だとされているんだよ。特に、自分がお世話になった人や、感謝している人に対して足を向けるのは、とても失礼な行為だと思われてるんだ。
だから、その人がどんなに感謝していても、その人の家の方向に足を向けて寝ることはできないっていうことなんだ。それは、自分が起きているときだけでなく、寝ているときでもその人に対する感謝の気持ちを忘れないっていう意味があるんだよ。これが「足を向けて寝られない」っていう言葉の語源なんだよ。
「足を向けて寝られない」の使い方
「足を向けて寝られない」の例文
- あの家族には本当にお世話になったので、足を向けて寝られない。
- 先生のご指導のおかげで卒業することができたので、先生には、足を向けて寝られません。
- 今回、あなたにはとてもお世話になったから、今夜からは、足を向けて寝られないわ。
- ここまで育ててくれた父と母には、足を向けて寝られない。
- 路上で倒れた私を救ってくれた方々には足を向けて寝られない。
その人の方向に足を向けて寝るなんて失礼なことはできないという意識を示しているんだよ。