【ことわざ】
危うきこと累卵の如し
「累卵の危」「累卵より危うし」「累卵の危うき」ともいう。
【読み方】あやうきことるいらんのごとし
【意味】
極めて不安定で危険な状態のこと。
「累卵」は、積み重ねた卵の意。
【語源・由来】
「韓非子・史記」の「その君の危うきこと、猶累卵のごときなり」から。割れやすい卵を積み重ねると危ないことから。
【類義語】
・危うきこと朝露の如し
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「危うきこと累卵の如し」の使い方
この国は、危うきこと累卵の如しね。
選挙制度がうまく機能していないもんね。
一部の金持ちや団体の意見だけが反映されるシステムだからね。
若者が貴重な時間を割いて選挙に行こうと思えなくなるんだから、この国に未来はないね。
「危うきこと累卵の如し」の例文
- 急激な円安で、この会社の経営は危うきこと累卵の如しだ。
- 彼に任せたばっかりに、危うきこと累卵の如しという状況です。
- 危うきこと累卵の如しなので、一刻も早く手を打たないとまずい。
- 今の状態は危うきこと累卵の如し。専門家に意見を仰いだ方が良い。
- トラブルが同時多発し、危うきこと累卵の如し。