【ことわざ】
赤犬が狐を追う
【読み方】
あかいぬがきつねをおう
【意味】
追うものと追われるものの見分けがつきにくいことから、優劣や善悪などの区別がはっきりしないことのたとえ。どちらがよいか悪いかを、すぐには決めにくい場面で使う。
【語源・由来】
赤犬も狐も、毛の色や姿が似ていて見分けにくいと考えられたことによる。そこから、追う側と追われる側の区別さえつきにくいように、物事の優劣や善悪が判然としないことを表すようになった。
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「赤犬が狐を追う」の使い方

「さっきのけんか、りくくんもそうたくんも『先にいやなこと言ったのは相手だ』って言ってたね。」

「うん、聞いてると赤犬が狐を追うみたいだったよ。どっちも言い返してたし。」

「たしかに、どっちが悪いってすぐ決めるのはむずかしいなあ。」

「でしょ。だから名探偵みたいな顔して見てないで、まず自分の消しゴムを拾おうね、健太くん。」
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「赤犬が狐を追う」の例文
- 二人の言い分を聞いたが、どちらにも問題があって、まるで赤犬が狐を追うようだった。
- 試合の反則について先生が確認していたが、両方のチームにミスがあり、赤犬が狐を追うという感じだった。
- 兄と姉のけんかは、どちらも強く言いすぎていて、赤犬が狐を追うと思った。
- クラスのトラブルで、どちらのグループにも言い分があり、赤犬が狐を追うので簡単には決められなかった。
- テレビの討論を見ていても、どちらの意見にもよいところと悪いところがあって、赤犬が狐を追うと感じることがある。
双方がよく似ていて、どちらがよいか悪いか決めにくい場面で使うことば。どちらか一方が明らかに正しい、または明らかに悪い場面では使いにくい。なお、今の日常会話ではやや古風な表現である。























