【ことわざ】
垢で死んだ者はない
【読み方】
あかでしんだものはない
【意味】
風呂に入るのを嫌がる人の言い訳として使うことば。また、風呂嫌いの人を皮肉っていうことば。
【語源・由来】
垢がたまって不潔になっても、それだけで死ぬわけではないという発想を、そのまま言い表したことばである。『精選版 日本国語大辞典』では、1705年の『雑俳・万人講』に用例が見える。
【類義語】
・垢に食われても死にはせぬ
・垢がたまっても死なない
どちらも、体が汚れていてもそれだけで命にかかわるわけではない、という発想を表す近い言い方である。
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「垢で死んだ者はない」の使い方

林間学校から帰ったのに、お兄ちゃんまだおふろ入ってないんだ。

えっ、汗もいっぱいかいたのに?

うん。垢で死んだ者はないって言って、もうおやつ食べてる。

その元気があるなら、先におふろへ行ってほしいね。
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「垢で死んだ者はない」の例文
- 兄はおふろに入るのをめんどうくさがって、垢で死んだ者はないと言ってテレビを見ていた。
- 母に早くおふろに入りなさいと言われた弟は、垢で死んだ者はないと答えて笑われた。
- 部活でどろだらけになったのに、友だちは垢で死んだ者はないと言って、そのまま昼寝を始めた。
- 合宿のあとで先生にシャワーをすすめられても、健太くんは冗談っぽく垢で死んだ者はないと言った。
相手に向かって使うと、風呂嫌いをからかう皮肉として受け取られやすいため注意が必要。今では日常会話でしょっちゅう使う表現ではなく、やや古風な言い回しである。























