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【出る幕がない】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
出る幕がない

【読み方】
でるまくがない

【意味】
ものごとに加わったり、自分の力を現す場所がないこと。

【語源・由来】
「幕」は、一幕・二幕など、芝居の場面という意味の幕で、役者なのに出番がないという意味から。

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「出る幕がない」の使い方

ともこ
健太くん。今日のテストの結果はどうだったの?
健太
むふふ。かなりいい点数が取れたよ。
ともこ
へえ。じゃあ、今回は追試がないから、私は出る幕がないわね。
健太
うん。いつも勉強を教えてくれてありがとうね。

「出る幕がない」の例文

  1. 生徒達は生徒会組織を中心として、自主的に文化祭の準備を進めて、先生の出る幕がないほどだった。
  2. ここは警察に任せておいてくれたまえ、君のような探偵には出る幕がないよ。
  3. 健太くんが、強そうな他校の男子生徒三人に囲まれていたので、助けようと思ったが、健太くんは空手の技を駆使して倒してしまったので、私には出る幕がなかった。
  4. どんなに鈍感な人間でも、あの二人の間に漂う特別な空気を感じないことはなかっただろうし、あのとき、僕には出る幕がないことを悟った。
  5. 医者は倒れている男性のそばにひざまずき、覗き込んだが、ひと目見ただけで、医者には自分の出る幕がない、これは警察が出る幕だということがわかった。



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