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【手を焼く】の意味と使い方や例文(慣用句)

手を焼く

「手を焼く」の意味とは?

意味

【慣用句】
手を焼く

【読み方】
てをやく

【意味】
処置や対応に窮する。持て余す。てこずる。

ことわざ博士
「手を焼く」という表現は、物事をうまく処理できない、つまり、困難に遭遇してどうにもならない状況を指すんだよ。
助手ねこ
それはつまり、「どうしたらいいかわからん」ってことやな。あー、これ難しいなー、どうすりゃいいのこれ?って感じの時に使う言葉やな。困ったことがあった時は、焦らずに一歩一歩進んでいくのが大事やな。
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「手を焼く」の語源由来

【語源由来】
手を火傷して、二度と手をつけかねている状態から。

由来を簡単に説明!
解説

この「焼く」っていう言葉は、ここでは「火傷する」っていう意味になるんだよ。「手を焼く」って言ったら、まるで手を火に近づけてしまって、やけどしちゃったみたいな感じだよね。でも、これは実際に手が火で焼けるわけではなくて、比喩的な表現なんだ。

この言葉は、何か難しいことや困難な事態に直面したときの気持ちを表現するためなんだ。もし手を火に近づけすぎてやけどしてしまったら、もう二度とその火に手を近づけたくないよね。同じように、何か難しいことや大変なことがあったら、それに対処するのが大変で、もう二度とその問題に手を出したくないと感じることがあるよね。そういう気持ちを「手を焼く」っていう表現で表しているんだよ。

だから、「手を焼く」は、何か難しくて大変なことがあったとき、それに対処するのが本当に困難であることを表す表現なんだよ。

「手を焼く」の使い方

ともこ
健太くんは生徒の中で、最も手を焼いている五人のうちの一人だって先生が言っていたわよ。
健太
ええー。先生ってばひどいなあ。そんなことをともこちゃんに言うなんて。
ともこ
でも、どうしてだか憎めない愛すべき生徒である五人のうちの一人でもあるんですって。
健太
もう。最初から、そこまで言ってよー。

「手を焼く」の例文

例文
  1. 預かっている赤ちゃんがなかなか泣きやまなくて、手を焼いたのだが、結局泣き疲れて寝てしまった。
  2. 中学校では、入学早々から繰り返される少年の問題行動には手を焼いていたのだが、温かく見守ることにしていた。
  3. 僕は、彼女のわがままには手を焼いているのだが、なぜか別れようと思ったことはない。
  4. 父が早くに亡くなり、相当な額の借金があることがわかったが、親戚のおじさんが、借金に手を焼くことがないよう、遺産を放棄しなさいと助言してくれたのでそうした。
  5. 彼の母親は手を焼きたがる人で、彼が自立しようとすると泣き叫ぶくらいだ。