「英気を養う」の意味(語源由来)
【慣用句】
英気を養う
【読み方】
えいきをやしなう
【意味】
事にそなえて十分に休養をとること。
「英気を養う」という表現は、活力を持って行動しようとするエネルギーを蓄えること、つまり、自分の心や体の状態を整えることを指すんだよ。
つまり、「元気をつける」や「心身の調子を整える」ってことやな。いきいきと活動したい、パワフルに行動したい、そんな気持ちを高める、そんな意味合いがあるんやな。
これは、自分を元気に、ピッチピチに保つための大切なことやな。
【語源由来】
「英気」が活動しようとする元気、「養う」が力を保ち育てるという意味であることから。
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「英気を養う」の解説
カンタン!解説
「英気を養う」っていう表現は、自分の元気ややる気をたくさん溜め込む、元気をつける、または心や体の調子を整えるっていう意味なんだよ。
「英気」っていうのは、元気ややる気、活力のことを指すんだ。「養う」っていうのは、貯めるや育てるといった意味があるんだよ。
だから、「英気を養う」っていうのは、例えば、大会前にしっかり練習したり、試験の前に自分の体調管理に気をつけたり、好きな音楽を聴いたり、美味しいものを食べたりして、心と体の調子を整え、元気をチャージすることを表すんだよ。これから何か大切なことに挑む前に、「英気を養う」って考えるといいかもね。
「英気を養う」の使い方
健太くん。明日は大事な空手の大会ね。
そうなんだ。それで、緊張に負けそうになるから、道場に行ったんだけど、師匠から家でストレッチだけやって英気を養えって言われたんだ。
健太くん。大丈夫よ。どれだけがんばったと思っているの?
そうだね。自分を信じてゆっくり休むことにするよ。
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「英気を養う」の例文
- 今は、深夜にまでおよびそうな気配の勉強会のために、英気を養う夜食作りをしている。
- 山奥で頑張る我々をねぎらうため、社長が月に一度は酒の差し入れをしてくれていたが、我々はその酒で英気を養いつつ、使命感に燃えて仕事に打ち込んだ。
- みんなのお陰で、無事にこの島へ到着したので、今夜はもう仕事はやめにして、大いに飲み食いし、明日からのために英気を養ってほしい。
- 大きな仕事の前に、英気を養うことになり、伊東温泉に行くことにした。
- 戦いを前に英気を養うために、十分な休息をとる。