【ことわざ】
「縁の下の鍬使い」の意味(語源由来・類義語)
縁の下の鍬使い
【読み方】
えんのしたのくわづかい
【意味】
窮屈で自由な動きがとれないこと。頭が上がらないこと。
ほんまやな。それは、「窮屈な状況で力を発揮できへん」や、「頭が上がらへん」っていう状況を表してるわけやな。
自分の力をフルに使えへんくて、押し込められてる感じやな。これは、自由に活動できる環境がどれだけ大切かを教えてくれる言葉やな。
縁の下で鍬を振り上げるとつかえる意から。
【類義語】
・縁の下の槍持ち
・狭屋の長刀二間の所で三間の槍を使う
・雪隠で槍を使う
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「縁の下の鍬使い」の解説
カンタン!解説
「縁の下の鍬使い」っていうことわざはね、とても狭い場所で自由に動けない、自分の能力をフルに出せない状況を表しているんだよ。
想像してみて、縁の下って狭いよね。そこで大きな道具、鍬(クワ)を使って土を掘るなんて、きっとすごく大変で、思うように動けないよね。それと同じで、自分が何かをやりたくても、環境や条件が厳しくて思うように行動できない状況を表しているんだ。
またね、縁の下で鍬を使うっていうと、ちょっと頭が上げられない感じがするよね。だから、このことわざは、「頭が上がらない」という意味でも使われるよ。たとえば、上司や先生に対して自分の意見を言えない、あるいは自由に行動できないときなんかに使うんだよ。
「縁の下の鍬使い」の使い方
ともこちゃんはこの会社では縁の下の鍬使いだよね。
そんなことないわよ。どんな状況でも変わらないわ。
もっと大きな企業に入って海外に飛び立って、最大限に能力を活かした方が良いと思うよ。
羽ばたけるかしら。挑戦してみようかな。
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「縁の下の鍬使い」の例文
- 田舎にいては縁の下の鍬使いだ。都会で思う存分能力を発揮したい。
- イエスマンを愛する社長の元で働くのは窮屈で、縁の下の鍬使いです。
- マニュアル通りに動かされ自由にできないので、縁の下の鍬使いだと感じる。
- 優秀な社員が縁の下の鍬使いとなっているのは、この会社のみならずこの国の損失ですよ。
- 縁の下の鍬使いだったので、もっとのびのび働ける企業に転職した。
また、自分の地位や状況が上がらないことを象徴しているんだよ。