「義理と褌欠かされぬ」の意味(出典・類義語・対義語)
【ことわざ】
義理と褌欠かされぬ
【読み方】
ぎりとふんどしかかされぬ
【意味】
普段身に着けている褌のように、義理は欠かすことのできない大事なものだということ。
必需品やね、それは。
【出典】
京都いろはがるたの一つ。
【類義語】
・欠かれぬものは義理と褌
・義理と法とはたてるもの
【対義語】
・義理張るより頬張れ
「義理と褌欠かされぬ」の解説
「義理と褌欠かされぬ」っていう言葉は、こんな感じの意味だよ。男の人が下着(褌っていうのは昔の下着の一種)を絶対に着るように、人との約束やお互いの信頼関係、つまり「義理」もとても大切なものとして欠かせないってこと。
だから、この言葉の中心的な意味は、義理がとても大切ってことを強調してるんだね。でも、最近は「義理と褌」って短く言うことが多いんだ。実際に、上方(関西の方)の伝統的な遊びのカード「いろはかるた」にも使われてるくらい。
ちなみに、この言葉はちょっとしたクイズのような感じで使われることもあるんだ。例えば、「義理とかけて、何と解く?」って聞いて、「褌」と答える、っていう遊びのような使い方だよ。
「義理と褌欠かされぬ」の使い方
「義理と褌欠かされぬ」の例文
- 義理と褌欠かされぬというから、お歳暮をやめるわけにはいかない。
- 年賀状が面倒だが、義理と褌欠かされぬといわれるから今年も送る。
- 人は助け合って生きていくものだから、義理と褌欠かされぬ。
- 義理と褌欠かされぬと考える人が多いから、お土産に使われるデパ地下の和菓子屋はつぶれない。
- 人と人のつながりが希薄になった現代でも、社会人として義理と褌欠かされぬだ。