「白眼視」の意味とは?(出典)
【慣用句】
白眼視
【読み方】
はくがんし
【意味】
人を冷やかに見つめること。白い眼で見ること。
「白眼視」の意味はまさにその通りだよ。人を冷たく見る、つまり、他人に興味がないとか、他人の価値を認めないという感じを表す言葉だよ。
一般的には、他人を軽蔑したり、見下したりする態度を表す言葉として使われるよ。たとえば、「彼は私の提案を白眼視した」のように使われることがあるね。それは、彼が私の提案を無視した、またはそれを軽視した、という意味になるんだ。
【出典】
晋書
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「白眼視」の故事
【故事】
中国、晋の阮籍が、気に入った人は青眼(黒眼)で迎え、気に入らない人は白眼で迎えたという故事による。
故事を簡単に説明!
「白眼視」の由来は、中国の昔の人物、阮籍(げんせき)の行動から来ているんだ。
阮籍は、気に入らない人を見る時、自分の目を上に向けて、白い部分(白眼)を見せていたんだよ。これは、彼がその人を冷淡に見ている、つまり、その人を軽蔑していることを示していたんだ。
それから、「白眼視」という言葉が生まれ、他人を冷淡に見る、軽視するという意味で使われるようになったよ。
「白眼視」の使い方
みんなのためにがんばって、校則を変えようと活動しているのに、なぜか白眼視されているんだよね。
今の校長先生は怖い人だから、みんな逆らうのが嫌なのよ。
権力に負けるなんて、格好悪いじゃないか。理不尽な校則は撤廃すべきだってみんなも思っているはずでしょう?
そうね。時が来たら、白眼視する人が減って、健太くんに味方する人が増えるかもしれないわね。
「白眼視」の例文
- この前の学校集会で悪ふざけをしてから、先生だけではなく生徒からも白眼視されるようになりました。
- 私たち一族が、白眼視されるいわれはない。
- 健太くんに希望を抱いている人も居たけれども、健太くんを白眼視している人も居ました。
- 彼の突飛な企画は大衆に受け、絵画を身近なものにしましたが、美術の専門家たちは、彼のやることを白眼視していました。
- 身分が違う結婚をしたために、上流階級の人々から白眼視される毎日だ。