【慣用句】
一溜まりもない
【読み方】
ひとたまりもない
【意味】
ほんの少しの間も、もちこたえられない。
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「一溜まりもない」の使い方
健太くん、この川辺には笹がたくさん生えているわ。笹で船を作って、どちらが遠くまで行けるか競争しましょうよ。
いいよ。絶対勝つよ。よし、強い船ができたよ。名前は健太丸。さあ、勝負だ。
あら、いい勝負ね。あっ、健太くんの船が岩にぶつかって、一溜まりもなく沈んだわ。
ああ。僕の健太丸が・・・。
「一溜まりもない」の例文
- こんな状態で攻撃されたら、一溜まりもなく叩きのめされてしまうだろう。
- かすかな悲鳴を残しながら、彼の体は一溜まりもなく床の上に倒れて行った。
- わたしの心に芽生えた恋心は、一溜まりもなく打ち砕かれた。
- 彼に、自由に研究費を使わせたら、研究室どころか、大学まで一溜まりもなく潰されるぞ。
- あのスピードでひかれたら一溜まりもない。
- 台風が来たら一溜まりもなさそうなちっぽけな小屋だなあ。