【慣用句】
膝を乗り出す
【読み方】
ひざをのりだす
【意味】
相手の話などに興味をひかれ、体を前に乗り出す。
「膝を乗り出す」の使い方
健太君は、テレビ番組ではどんなの見てるの?
そうだね。クイズ番組かな。地理の問題のとき、夢中になって、膝を乗り出し、テレビに近づきすぎて、お母さんに注意されちゃった。ともこちゃんは、どんなの見るの?
歌番組かな。小学生でも、本当に上手な子いるよね。あとは、お母さんと一緒に、料理番組も見るわね。
僕は、あと、お父さんがよく見ている「刑事もの」かな。お父さんが、最近は、犯人がすぐに分からないほど、ストーリーが複雑だと言っていたけど。
「膝を乗り出す」の例文
- 僕は、思わず膝を乗り出して、先生の話に聞き入った。
- 彼は、内密な相談があると言って、膝を乗り出した。
- 私が、母と話をしていたら、姉が加わってきて、三人は膝を乗り出して、昔話に夢中になった。
- 僕は、落語家の話が面白くて、つい膝を乗り出した。
- 相手の一方的な言い分に、黙っていた私も膝を乗り出して、文句を言った。