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【筆を折る】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
筆を折る

【読み方】
ふでをおる

【意味】
文筆活動をやめる。意志を曲げて執筆を中止する。

【類義語】
・筆を断つ
・ペンを折る

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「筆を折る」の使い方

健太
僕が大好きな作家さんが、高齢のために筆を折ることにしたんだって。
ともこ
それは残念ね。でも、筆を折った後、むくむくと書きたい欲望が湧いてくるかもしれないじゃないの。
健太
そうだね。今はゆっくり休んで、また書きたくなったらおもしろい作品を書いてほしいな。
ともこ
そうね。とても楽しみね。

「筆を折る」の例文

  1. この作品のために筆を進めていたけれども、結局は、諸事情から未完のままに筆を折らざるを得なかったのです。
  2. ともこちゃんは、友智子というペンネームを用いて小説家として活動していたけれども、結婚後に筆を折りました。
  3. ヴェロッキオはダ・ヴィンチに追い越されたと自覚したそのとき、自ら筆を折りました。
  4. 戦争中、言論統制によって筆を折らざるをえなかった作家が何人もいたので、平和が一番だと思います。
  5. 世の中の言葉の乱れを嘆き、彼は筆を折ってしまいましたが、彼には、美しい日本語を用いた小説を書き続けてほしかったです。