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【不覚を取る】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
不覚を取る

【読み方】
ふかくをとる

【意味】
油断して失敗する。

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「不覚を取る」の使い方

健太
僕のおじいちゃんは。空手の達人で、とても強いんだ。だけど、昨晩は、町の会合で飲み過ぎて千鳥足だったらしく、ひったくり犯にあった女性を助けようとして不覚を取ってしまったらしいんだ。
ともこ
ええっ。おじいちゃんは大丈夫だったの?
健太
うん。不覚は取ったけど、普段から鍛えているから大した怪我じゃなかったんだ。しかも女性のカバンは身を挺して死守したんだよ。
ともこ
へえ。それはよかったわね。あとは、その犯人が捕まればさらにいいわね。

「不覚を取る」の例文

  1. 僕だけならともかく、彼女を守るために不覚を取り、相手の攻撃をまともに受けることになってしまった。
  2. 相手チームを甘くみて思わぬ不覚を取り、結局、そこから立て直すことができず、試合では大敗してしまった。
  3. 本番で不覚を取ることがないよう、しっかり繰り返し練習しておきなさい。
  4. 過去、幾多に及ぶ戦いで不覚を取ることが無かった空手界の英雄が、今、僕の目の前で倒されているのを見て、年にはかなわないと切なくなった。
  5. ゴール直前で名前を呼ばれたことで、一瞬不覚を取り、ライバルに負けてしまった。