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【不帰の客となる】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
不帰の客となる

【読み方】
ふきのきゃくとなる

【意味】
再びこの世に帰らない人となる。死ぬ。

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「不帰の客となる」の使い方

健太
隣のおばあちゃんとおじいちゃんは、とても仲がいい夫婦だったんだけど、おじいちゃんが不帰の客となってしまったんだ。
ともこ
そうなの。おばあちゃんは、気落ちしていない?
健太
そうなんだよ。おばあちゃんが元気がなくなっちゃって、食事もあまり喉を通らないらしくて、おばあちゃんもおじいちゃんの後を追って不帰の客となるんじゃないかって心配しているんだ。
ともこ
そうなの。じゃあ、今からおばあちゃんが好きな食べ物をもって遊びに行ってみましょうよ。

「不帰の客となる」の例文

  1. うちの親不孝な息子は急に思い立ったように、アメリカへ出かけて行って、それきり不帰の客となったの。
  2. 長い間僕に連れ添ってくれた妻が、僕の仕事の完成を待たずして、不帰の客となったのである。
  3. 偉大な作家もついに、不帰の客となり、ファンからは惜しまれつつ死出の旅路へと旅立っていった。
  4. 実は、十年前に一人娘は不慮の事故で、不帰の客となったのです。
  5. 母は、私を生んですぐに不帰の客となったので、私は覚えていないのです。