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【蓋を開ける】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
蓋を開ける

【読み方】
ふたをあける

【意味】
物事を実際に始める。劇場などで興行を始める。

【語源・由来】
箱の中のものは蓋が閉まっていては中が見られないことを、予測できない未来に例えて言われる。

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「蓋を開ける」の使い方

ともこ
健太くん。文化祭の準備はどう?
健太
うーん。劇をやるんだけど、なかなかみんなで集まれなくて、練習が思うようにできなかったから、文化祭の舞台が成功するかどうかは、蓋を開けてみないとわからないな。
ともこ
それは、少し不安ね。
健太
うん。でも大丈夫。失敗しても笑いに変えて乗り切るよ。

「蓋を開ける」の例文

  1. 美人の転校生が来るという噂があったが、蓋を開けてみると、美人どころか男子生徒だった。
  2. 蓋を開けたら前評判どおりに、新人候補が当選して、現職は落選した。
  3. 引退興行のチケットの売れ行きが悪かったが、蓋を開けると、大入りが続いて、大盛況だった。
  4. 勝負は蓋を開ける前から既に決まっていたというべきだったのかも知れない。
  5. ぼく以外の四人は、いずれも僕より頭のいい奴ばかりだったのに、蓋を開けてみると、一番成績の悪い僕が選ばれたのである。