「犬の尾を食うて回る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
犬の尾を食うて回る
「犬の尾を食うて回るがごとし」ともいう。
【読み方】いぬのおをくうてまわる
【意味】
あせってやっても思うようにいかないこと。
なるほど、それはつまり、「どんなに頑張っても思うように結果が出せへん」ってことやな。たくさん働いてるのに、報われへん状況のことを表してるわけやな。
これは、努力だけじゃなくて、努力がちゃんと結果につながる方向にやることの大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
犬が自分のしっぽをくわえようとくるくる回る意から。
【スポンサーリンク】
「犬の尾を食うて回る」の解説
カンタン!解説
「犬の尾を食うて回る」っていうことわざはね、どんなに頑張っても、結果が出ない、つまり、思うように物事が進まない状態を表すんだよ。
例えば、犬が自分のしっぽを捕まえようとしてぐるぐると回るけど、結局捕まえられないでしょ?それと同じように、いくら努力しても思うように結果が出ない、つまり、労力はたくさん使うけど、報われることが少ない状況を指すんだよ。
だから、「犬の尾を食うて回る」っていうことわざは、「努力はするけど、その分の成果が出ない」っていう状況を言っているんだね。それは、頑張ってもなかなか結果が出ない時でも、諦めずに努力を続けることの大切さを教えてくれているんだよ。
「犬の尾を食うて回る」の使い方
あー。終わらない。焦れば焦るほど終わらない。
犬の尾を食うて回るというやつね。いったん外の空気を吸って落ち着いたら?
そうだね。頭をクリアにしないとドツボにはまりそうだ。
冷静になれば集中力が高まり、意外と早く完成させることができるかもよ。
【スポンサーリンク】
「犬の尾を食うて回る」の例文
- 締切が近づくと犬の尾を食うて回ることになるから、早めに終わらせる。
- 叱られれば叱られるほど犬の尾を食うて回る。
- 良いところを見せようと思うと、犬の尾を食うて回り格好悪いことになる。
- 急いては事を仕損じるとか、犬の尾を食うて回るとかいうから、座禅を組んで心を落ち着ける。
- 犬の尾を食うて回り余計に時間がかかるので、焦るのはやめた。
努力が報われない、つまり、多くの労力を使っても、その結果が思うように得られないことを言うんだ。